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有能な社員ほど会社のブランド・アンバサダーに変えなさい

社員がブランドの広告塔になる

ブランド・アンバサダーとは、個人として企業やブランドの広告塔となり、人々に影響を与える存在のことです。影響を与える対象者は、潜在的顧客であり、求職者であり、株主や取引先ですが、とくに友人や家族に対して強力に説得力を持ち得ます。 アンバサダーは、フェイス・トゥー・フェイスでの会話のほか、フェイスブックやツイッター、ラインといったSNSで周囲に影響を与えます。企業が公式に発信するウェブや広告等のメッセージと比べて、社員のアンバサダーは、ターゲット・オーディエンスに対して人間的な感触を与えます。優良なB to C企業の中には、身近な自社社員をブランド・アンバサダーにすることに成功しているところが多いようです。

社員は自社ブランドのいちばんのファンである

社員がブランドを推薦してくれることの利点は、単に社員の周囲に人々がつながっているというだけではなく、社員たちが一貫して自社ブランド、自社製品のファンであるという点が非常に重要です。

依頼し、激励し、相談に乗り、称賛する

それでは、社員にアンバサダーになってもらうためには、どうしたらよいでしょうか?それには、待っているだけでは上手くいきません。社員たちにブランドのアンバサダーになってくれるように依頼し、激励し、相談に乗り、成果を称賛する必要があります。具体的にやるべきことは、以下のとおりです。

1.従業員にシェアしてほしい自社の考え方を伝える

アンバサダーとなることに関心がある社員向けに説明会を実施し、SNSやブログで情報を発信するように勧めてください。「私は専門家ではないから」「問題が起きたら怖い」と言われるかもしれません。でも、なかには興味津々の社員が一定程度いるものです。会社からではなく、社員個人からであるからこそ、できる情報発信があります。会社としてブランドのどういう点をとくに打ち出していきたいのか、それをキーメッセージとして十分に説明してください。

2.ソーシャルメディアでの成功事例を教える

最近は、だれもがソーシャルメディア(SNSやブログ)が持つ力を認識しています。社員がとくに何らかの分野のスペシャリストであれば、ソーシャルメディアを使った宣伝手法に大きな関心を寄せている可能性が高いでしょう。

あなたの会社が、すでにソーシャルメディアを活用した成功事例を持っているなら、それを皆さんに教えてあげてください。興味深いコンテンツを提供し、潜在顧客と直接つながることに重点を置き、ネット上でブランドの良さを楽しく伝達する方法を、社員とともに考えてあげてください。

3.会社(ブランド)の一部であるという認識をもってもらう

社員が会社(ブランド)の一部であるように感じることは、良いアンバサダーとなるための重要な要素です。社員たちがブランドの一部となってネット上で発言し、そしてそれによってそのような感情を得たかについて、ほかの社員たちにも伝えられる場所を設けるようにしてください。

4.社員アンバサダーを会社のソーシャルメディア戦略の一部に取り入れる

社員アンバサダーに会社のSNSやブログなどの情報発信メディアに何らかの形で参加してもらい、その一部とすることができます。社員アンバサダーは、企業SNSを盛り上げる強力な存在となります。その社員とよく相談して、どのように参加するのかを決めてください。

5.改善のための研修を実施する

アンバサダー活動を改善する最も容易な方法は、社員アンバサダーに定期的にアンケートを実施することです。これは継続的にこの事業を改善することを可能にし、アンバサダーが次のステップに移ることを望むように仕向けることも可能となります。=写真は、米コカ・コーラの社員ブランド・アンバサダー= (高橋 眞人)

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