SNSマーケティングで守るべき12のルール(上)

失敗しないためのルール

あなたがソーシャルメディア(SNSやブログ)をマーケティングに活用しようとするなら、失敗しないため、以下のルールを守る必要があります。

1.投稿する前に考える

SNSやブログへの投稿内容に、たとえば、宗教や政治、ジェンダーなど、議論のある問題が含まれる場合、人々があなたの会社を見る目が変わってしまう場合があります。投稿する前に、その投稿が読者との関係にどのような影響を与える可能性があるかを慎重に検討すべきです。

2.あなたの生の声を反映させる

SNSやブログの読者に、あなたの個性、人間性を感じてもらうべきです。だれが投稿しても内容が同じなら、読者はあなたの投稿を読む必要がありません。あなたらしいユニークな考えや洞察を共有し、読者を引き付けることです。

3.真実味を感じさせる

あなたのアカウントの背後に本物の、生身の人間がいることを読者に感じさせてください。そうすることによって、読者があなたの会社やブランドに親近感を抱きやすくなるでしょう。たとえば、チームメンバーを紹介したり、舞台裏で社員がどんなふうに働いているのかを見せたり、イベントで撮ったチームの写真・ビデオを投稿したりすることです。また、企業トップの個人的・人間的な側面をアピールすることも検討してみてください。それが信頼を得るための効果的な方法となります。

4.期待し過ぎない

ソーシャルメディアは、ブランドの評判を築き、ビジネスの認知度を高めるのに役立つうえ、顧客の獲得や収益の成長に貢献しますが、それだけで売上をどんどん伸ばすことがむずかしいこと、それだけに過度な期待をかけるべきではないことを、まず理解しておくべきです。

5.読者のために書く

あなたの読者に有益となるコンテンツ、しかも彼らが理解しやすいコンテンツを送り出すことに集中します。理解しづらいむずかしい表現や文章は避けるべきです。

6.パーソナルに働きかける

だれもでも当てはまる投稿では、顧客の心に響きません。あなたのターゲットを絞り、その顧客の心にパーソナルに響くコンテンツとすべきです。(高橋眞人)

おすすめ記事一覧

早稲田大学卒のマスコミ人や言論人が非常に多いことはかねてより有名ではありますが、広報、パブリックリレ…

社員がブランドの広告塔になる ブランド・アンバサダーとは、個人として企業やブランドの広告塔となり、人…

安倍首相による8月28日の突然の辞任発表。この記者会見で首相に「お疲れ様でした」と言った記者は一人だ…

メモを取るのが面倒と感じる若者たち 最近の若い人は、業務の指示や説明をしても、滅多にメモを取ろうとし…

職場に幅広い年代層が混在しているとき、多様な世代に対応する企業文化を確立していくことが重要です。具体…

動画の主張に賛否両論が噴出して炎上 男性らしさの放棄を求める 米国の多国籍日用品メーカー、プロクター…

米フォーブス誌が2021年2月5日、少し面白い記事を掲載したので、ご紹介します。「アメリカでもっとも…

会議などでその場でなにかを発言しなければならない、そんな状況が苦手な人がいるものです。私も若い頃はそ…

企業の広報担当者は、ある意味、お客様であるマスコミの記者に対して、あからさまに不満、不平をいうことは…

  *        *        * 企業がソーシャルメデイァ上で炎上し、窮地に追い込まれる事…

ハンカチを取り出し涙を何度も拭った社長 企業による下手な謝罪は時に状況を悪化させる。旭化学工業は住宅…

文章のライティングは必須スキル 広報・マーケティングにとって、文章のライティングは必須スキルの一つで…