SNSマーケティングで守るべき12のルール(下)

ソーシャルメディア活用のルール

あなたがソーシャルメディア(SNSやブログ)をマーケティングに活用するとき、失敗しないために必要なルールがあります。以下を参考にしてください。

7.怒りや挑発の投稿に関わらない

ヘイトなどの怒りの投稿や人を挑発する投稿と戦うことは、無駄です。それだけでなく、あなたのブランドや評判を傷つけることにもつながります。エネルギーと創造性の浪費です。

8.すべてのSNSに取り組まない

すべてのソーシャルメディアプラットフォームが、あなたの事業に向いているわけではありません。あまり多くのツールに手を広げてしまうと、それをシステム的に維持することに注意が向い、本当に重要な行動に対する関心が薄まってしまうでしょう。本当に重要なアカウントに、あなたの時間と努力を振り向けてください。

9.投稿前に校正する

誤字脱字や文法上の間違いを含む投稿を公開してしまうと、読者をがっかりさせ、あなたのブランドが低下してしまいます。投稿を公開する前にあなたが書いた文章を確認し、間違いを直してください。それでも間違う可能性がありますので、公開後にもう一度、コンテンツを確認してください。

10.読者のリアクションを無視しない

あなたのフォロワーのコメント、質問、メッセージを無視すれば、読者をファンにする機会を逃すだけでなく、敵意さえ作り出し、そしてあなたのブランドにダメージを与えることになります。読者からのフィードバックに関心を持ち、なるべく短時間のうちに反応すべきです。

11.AIを使ってSNSを運用しない

AI(人工知能)などを使ってマーケティングを自動化することは、たしかに人間の労力を節約しますが、それが本来の個人対個人のコミュニケーションの代わりになることは決してありません。あなたの読者は、あなたのブランドと個人的な関係を築くことを求めています。そして、それはあなたが彼らと本当に関わっている場合にのみ可能になるのです。

12.競合を気にし過ぎない

あなたの競合相手の活動を見ることはビジネス上必要ですが、他社の真似や競争に大きな力を注ぐより、あなたのブランドの独自の強みと実力を伸ばし、それを見せるようにしてください。(高橋眞人)

おすすめ記事一覧

 患者にとって重要なのは、実は設備が整った有名病院を探すことではなく、良い医師、自分に合った医師に巡…

危機管理とメディア対応は密接不可分 企業に法律が関係する危機が発生したとき、普通は弁護士の意見を聞く…

「広報・PR稲門会」の設立総会が2019年11月16日(土)午後6時から、早稲田大学校友会サロンで開…

広報活動のKPIはどうあるべきか 広報担当者にとって悩ましいのが、広報活動の効果測定です。ビジネスの…

グーグルのGメールが提供するスマートコンポーズ機能とは、文を途中まで書きかけるとその後に続くと予想さ…

日本では、企業によるソーシャルメディア(SNS)の活用が、一部企業を除いて遅々として進んでいないよう…

いったいどこから手をつければいいのか 国連の持続可能な開発目標(SDGs)が2015年に始まって以来…

インターネットなどのメディアを通じて情報(コンテンツ)を提供し、自社の周囲にファンをつくっていく考え…

世界中の感染症専門機関の中で、米国の疾病予防管理センター(CDC)がもっとも信頼できるといわれている…

6.自社にネガティブなことを話してしまう   記者に聞かれてもいないのに、自分の会社のネガ…

デジタルマーケティングにおいて、今後は「コンテンツマーケティング」が成功のカギだと言われています。し…

新型コロナウイルスの席巻により世界中の多くの都市が封鎖(ロックダウン)される中、とくに感染者の増加が…