スピーチとプレゼンテーションの違い
自分自身の考え方を広く、直接伝えるスピーチ/プレゼンテーションは、コミュニケーションの基本です。人前で話をすることを普通、「スピーチ」とか「パブリックスピーキング」といいます。これらと「プレゼンテーション(プレゼン)」は何が違うでしょうか?
プレゼンテーションとは「見せる」こと
「プレゼンテーション」(見せること)は、語り手が何か(普通はスクリーンに投影した資料や写真、または作品)を見せながら話しますが、「スピーチ」「スピーキング」(話すこと)は言葉だけで語ります。
スピーチよりプレゼンのほうがカジュアル
もう一つの違いは、「スピーチ」はフォーマルなスタイルですが、プレゼンの方がややカジュアルです。演台の前であまり動かずに語る卒業式のスピーチはフォーマルなので「スピーチ」ですが、大きな身振り手振りを付けたり歩き回ったりするのは「プレゼン」です。
日本でも、状況に応じてこれらのスピーキングスキルをフル活用できるよう、教育を通じて身に着けていけるようにしたいものです。