企業が従業員のPC画面をモニターする管理システム、良いのか悪いのか

テレワークが普及するにつれて、企業が在宅勤務の従業員を管理するため、各従業員のPC画面を直接モニター(監視)できるシステムが、欧米諸国を中心に徐々に導入され始めてきたようです。日本の一部システム企業も同様のサービスを販売し始めています。

やはり賛否両論が噴出している

いずれも、従業員のプライバシーを侵害しないように、キャプチャー画像の精度が粗く、細かい文字までは読めないようになっているようなのですが、皆さんの想像に難くなく、やはり賛否両論が噴き出しているようです。

「プライバシーの侵害」か「正当な労働評価」か

反対論は「プライバシーの侵害だ」「気持ちが悪い」「あくまでもアプトプットで評価すべきだ」といった声が多いようです。これに対して、面白いことに賛成論も結構あるようで、「仕事をしている社員が正当に評価される」「仕事のモチベーションが上がった」といったものです。たしかに、PCの画面をモニターしていれば、だれがちゃんと働いていて、だれがサボっているかがかなり分かりそうです。

不要な報告や会議とどちらがいいかという問題も

多くの企業にとっては「テレワークをやらせてもいいが、会社で働くのと違って、サボってしまう社員が出てくるのではないか」との不安は、やはりあるでしょう。従業員管理のための方法は「オンライン会議や電話で進捗を報告させる」「メールや報告書で定時連絡させる」など、さまざまあり得ると思います。ただ、そもそも必要性のない会議や報告を増やしても仕方ないといった状況もあるかもしれません。そんなときに、PC画面モニターシステムを導入するのも仕方ないのかもしれませんね。

私は個人的には、そんな社員管理システムは(管理されるほうも、するほうも)嫌で、「アウトプットで判断」派ですが(笑)。(高橋眞人)

おすすめ記事一覧

4人のうちの3人が上がり症 成人の75%が人前で話すときの上がり症だという調査結果があります。メディ…

3億人以上のホテル宿泊客情報が流出 ウェスティンやメリディアンなどのホテルチェーンを所有する世界最大…

かつての紙の時代の記事の見出しづくりは、熟練を積んだ職人的なスキルが必要でした。なぜなら、限られた文…

会議などでその場でなにかを発言しなければならない、そんな状況が苦手な人がいるものです。私も若い頃はそ…

安倍首相による8月28日の突然の辞任発表。この記者会見で首相に「お疲れ様でした」と言った記者は一人だ…

国内SNS利用者は7500万人を突破 諸々の問題を含みつつも、フェイスブック、ツイッター、LINE、…

仕事で時々、文章を書くことがありますか?もし文章力を向上させたいのであれば、以下の偉大な文豪たちのア…

株式会社コミコン代表の高橋眞人が、先日、香港フェニックステレビのインタビュー取材を受け、その番組が2…

政治家の失言や問題発言が後を絶ちません。失言しなければすべてよいというわけでもないですが、政治家は言…

プレスリリースがつまらないといわれたことがありませんか? きょうは、読まれるための魅力が薄れてきてい…

SNS運営を任せられる人っている? 先進国の企業の3分の1近くがフェイスブックやツイッター、インスタ…

先日、顔認証技術を使って、一定以上の笑顔であれば出勤とみなす出退勤システムを札幌市の会社が開発したと…